[活用事例]社員のパワーを引き出す! 適材適所を考えるツール「チームストレングスグリッド」活用法 │ ストレングスファインダー活用事例
2018.05.23
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いつ、どんな時代でも、顧客から選ばれ続ける会社になりたい!
その想いを叶える方法が 「ブランディング」 です。
2018.05.23
弊社でも活用しているストレングスファインダーと「チームストレングスグリッド」というツールを使って、
コミュニケーションの質を上げ、生産性を高めた事例をご紹介します。
弊社では毎年5月にキックオフと呼んでいる社員合宿を行っています。
2日間で昨年度の振り返りとともに新年度の方針発表を行ったり、
その年によってワークや研修を行ったりしています。
近年ではストレングスファインダーを活用し、
自分自身やメンバー同士の理解を深めあったり、
コーチングをし合ったりしています。
ベストセラー「さあ才能に目覚めよう」ストレングスファインダー
その際、誰がどんな特徴をもっているのか見える化した
「チームストレングスグリッド」が役立っています。
チームストレングスグリッド「チームストレングスグリッド」とは、
ストレングスファインダーのテストで出てきた結果の
34個の資質(≒才能)を誰がどんな強さで持ち合わせているかを
見やすくしたエクセルシート(表)のことです。
これを使うことで、
◎誰がどんな資質をもっているのか分かる
◎チーム内で資質の分布やバランスが見やすい
◎プロジェクトや目的に応じて適した方法や課題を考えやすい
といった効果があります。
また、
◎社員の能力発見
◎コーチング方法の検討
◎適材適所への人員配置
につなげることができます。
つまり、チームビルディングに非常に効果的なのです。
例えば仕事上、このようなやりにくさを感じたことはありませんか?
▲ 得意不得意も関係なく、年次や役職で仕事を割り振られてしまう
▲ 部署を越えたプロジェクトメンバー同士、
相手をよく知らずやりにくさを感じる
▲ 意見がまとまらず、一体感がない
▲ 発言力があり、声の大きい人だけで話が進行していく
▲ 上司と部下の年齢に開きがありコミュニケーションが取りにくい
意思疎通が図りにくいばかりか、
認識や行動のすれ違いは疑心暗鬼の原因にもなりかねません。
結果、生産性は下がってしまいます。
ですが、ここでストレングスファインダーをチームで共有します。
すると、メンバーの特徴が可視化されますし、お互い共通言語をもって
対話ができるようになります。
下記のように、 縦列にメンバーの名前を記入し、
メンバーがそれぞれ持つ資質の順位を入力します。
横列に34資質名が4つのカテゴリー別に並んでいるの、
メンバーの資質の順位を数字で入力していきます。
チームストレングスグリッド入力例
例えば、チームや役職ごとに
横列の色を変えてみると見やすいです。
このグリッドを元に、
● 資質の分布や多い少ないなど見渡してみて、どのような特徴を発見したか?
● このチームの上位領域・下位領域について考察してみる
● このチームが得意であることを考えてみる
● このチームが不得意であることを考えてみる
● プロジェクトや解決したいテーマにおいて誰のどんな資質が役立ちそうか?
● このチームには、どのような強力なパートナーシップやペアの組み方が適していそうか?
● このチームで教育や指導パートナーを組むとしたら、どんなペアリングが良さそうか?
など、プロジェクトやテーマに応じて考えていきます。
これを見える化して話し合い、
コミュニケーションに活用したことで
弊社は導入してから1年で、
昨年度の売上は一昨年を上回り、
更に生産性も128.5%以上になりました。
ツールを導入するだけでなく、
「生産性の高いチームの共通点」を意識して取り組みました。
アメリカに本社を置く世界的世論調査会社Gallupによると、
生産性の高いチームの共通点は下記の3つがあると言われています。
(1)使命感と目的を共有している
(2)誰もが得意不得意があることを理解し協力し合う
(3)お互いの個性を尊重し、対話ができている
この3つの共通点が実践されていると、
立場や文化を越えて、お互いを理解し合う
ポジティブな関係性が構築され、様々なメリットが期待できます。
チームの毎日の生産性を12.5%アップできたり、
収益性を8.9%高められたりというデータもあるほどです。
この生産性の高いチームをつくるためには、
お互いの力を活かし合い、認め合える関係性をつくることが大切なのです。
チームが叶えていきたいミッション・ビジョン、行動計画を明確にしましょう。
協同
(1)使命感と目的を共有している
価値観が異なる人同士が力を発揮するには、まずは方向性の共有が不可欠です。
同じ使命感や共通目標を握り、一人ひとりが貢献意欲をもって取り組む必要があります。
会社やチームが掲げるビジョンやミッションが言語化され、
チームのリーダーはじめ社員と共有できていなくてはいけません。
その共通目標が判断の基準となるからです。
(2)誰もが得意不得意があることを理解し協力し合う
お互いの力を活かし合い、認め合える関係性をつくるには、
「他人との違いを知る」ことが大切です。
また、他人との違いが分かるためには「自分を知ること」が一歩になります。
正しい自己理解、他者理解を知った上で他人に目を向けると、
一人ひとり得意不得意があることを自然と理解することができます。
そうすることで、
◎自分と違う考え方・行動を許せるようになる
◎自分にない力を持つ他人が大事になる
◎自分と他人の良い点を活かそうとする
といった土壌ができます。
考えや得意不得意が異なる人の存在がチームに必要なのだと思えるようになります。
(3)お互いの個性を尊重し、対話ができている
どのように個性を尊重し合うのか?
それは日々の対話によってです。
ストレングスファインダーという共通言語を使うことで
異なるバックボーンを持つ人同士でも対話を行いやすくなります。
このような意志共有と同時に先からご紹介しているストレングスファインダーを、どう組み合わせるのか?
“1人ひとりがどうしてもやってしまうその人なりのこだわりや癖のある行動。”
「なんで今それやっちゃうの?」
「もっと他にいい方法あるのに」
・・・なんて、普通ならば否定的に見えてくる他人の行動にも
その元となる「資質」を知っていることで理解を示せるようになります。
そればかりか、手探りのような感覚的なやり方ではなく、
◎ お互いの強みを最大に生かすパートナーとなれる
◎ コーチングに生かして能力を引き出すなど、協働関係をつくることができるのです。
例えば、
資質の1つに「適応性」というものがあります。
― 適応性
流れに身を任せ、変化に対応していくことに長けている人。
今目の前の事に対しての判断力に優れていて、
今の行動を積み重ねることによって、未来をつくっていこうとする人。
少し雑な表現を使えば、「受け身・即応的」なタイプと言えます。
未来や過去にあまり興味を示さず、目の前に起きることに順応していくタイプです。
どんな人にでもそれなりに対応できますし、
どんな仕事でも臨機応変に対応していける順のうさが強みです。
では、このような「適応性」をどう活かすのか?
このタイプは、
✕ 遠い将来の計画を立てる
✕ まだ走り出していないプロジェクトの青写真を描く
などの作業が苦手な場合が多いです。
また、自分から仕事を作りに行くタイプではないので、
目の前にきた仕事をサクサク対処する方が得意です。
ですので、
◎ 計画、プランが必要な仕事は時間がかかると認識しておく
◎ 変化の多い仕事の方が活躍できる
◎ 目の前に仕事がどんどんくるような仕組みを導入するとサクサク仕事を終わらせていく
という活用方法が考えられます。
先ほどのビジョンを作る作業は、「未来志向」のような資質の人が得意です。
得意不得意を明らかにすれば、適材適所の業務遂行が可能になります。
資質によって得意不得意な業務がそれぞれ違ってきますので、
資質の組み合わせからその人なりに合った「能力発揮スイッチ」が見つけていきましょう。
資質が分かっていることで社員一人ひとりに最適なアプローチを取り合うことができます。
ビジネス書に書かれた画一的なマニュアルよりもより具体的かつ効率的な対応が可能になります。
最もチーム力を引き出すのは、お互いの得意不得意を明らかにし、
「必殺技」で戦い、「弱点をフォローし合う」関係性です。
これを個人ではなく、チーム全体で共有するからこそ
仕事の分担や効率的な仕事の割り振りができ、生産性が大幅に向上していくのです。
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