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苦手なあの人の攻略法も!?人付き合いがもっと楽になるストレングスファインダー活用方法 │ ストレングスファインダー活用事例 
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2019.02.08

若林美由紀

学校、職場、仕事関係にプライベートな友人…etc.
どこに行っても人間関係でも悩みはつきもの。
得意な人や苦手な人がいますし、相性が良くないな〜、分かり合えないな〜なんて思う人もいます。

● あの人どうしてそんなことを言うの?理解できない人
● 進め方が合わない!考え方が全く違う人
● 距離感が縮まらない。。。仲良くなりにくい人

「相性の合わない」などと表現されることもありますが、その人間関係のギクシャクを生み出しているのには、
大きく2つの理由が考えられます。

1つは、相手をしっかりと理解できないこと。
もう1つは理解できていても、適した接し方が分からないこと。
この2つがクリアされれば、自分にも相手にも心地良いコミュニケーション方法を考えるヒントが見つかります。

ストレングスファインダーを活用すると、自分と他人の違いがよく分かるのでおすすめです。

相手の考えや行動の理由が分かるので、イライラや不安、自分の考え方との違いをストレスに感じることも減らせます。
また、思わず相手の地雷を踏んで関係をこじらせてしまうことも、回避しやすくなるのです。

むしろ、相手に合わせた対処方法が分かるので、相手の好きなこと嫌いなことを予測できたり、
モチベーションとなりそうなことも分かるので、声がけやアドバイスにも生かすことができます!

今日はストレングスファインダーで他人を理解する方法をご紹介します。

言動の源にある、その人なりの考え方がわかるようになる 

アメリカの大手世論調査会社のGallup社が、約40年かけて200万人以上を調査して開発した「ストレングスファインダー」。
177問の質問に答えると、人が持つ34種類の才能(資質)から、自分が強く持っている上位5つの強みを言語できる人材育成ツールです。
自分の強み・弱み、得意・不得意や、よくやってしまう考え方や行動、癖といったものが分かります。
34資質は次の通りです。それぞれ、「実行力」「影響力」「人間関係構築力」「戦略的思考力」と属性が分かれます。

人はみな、等しくこの34つの才能を持っています。
ただ、人によってその順位、優劣が異なり、様々な資質の組み合わせによって、一人ひとり違った考え方や才能の使い方をしています。

1つ1つの資質には、2面性があります。
能力が開発されていて上手く使えてポジティブな結果が出せる「バルコニー(陽の当たる二階)」と言われる面と、まだ上手く開発できていないか、
マイナスに使ってしまっている「ベースメント(地下室)」の面を併せ持っています。
同じ資質を持っていても、バルコニーに使っているか、ベースメントに使っているかは人それぞれです。

例えば、ストレングスコーチの若林の場合、TOP5は次のようになります。

1、共感性

2、親密性

3、ポジティブ

4、責任感

5、目標志向

資質のそれぞれのバルコニー/ベースメントは次のように使っています。

(左)バルコニー/(右)ベースメント

1、共感性…人の気持を汲み取って相手に合わせた対応ができる/感情の変化に敏感で、相手を不快にさせていないか過剰に不安になる時がある

2、親密性…人と長期的な付き合いをしたいと思っている。協働が好き/初対面の人と打ち解けるには時間がかかる

3、ポジティブ…問題が起きても理由を見つけて立ち直ろうとする/ネガティブなものが苦手。何とかなると考えていい加減になるときがある

4、責任感…仕事を投げ出さない。相手の期待に応えようとする/Noというのが苦手で、頼まれごとを安請け合いしてしまう

5、目標志向…物事の優先順位をつけることができる/自分の計画を乱された時にイライラしてしまう

2面性があり、それが組み合わせによって“その人らしさ”を作っています。

この資質の順位は、脳回路に関係しています。これまで育ってきた環境や考え方によって、脳がよく使う思考回路を強化し、使わないものは退化させていきました。
概ね、15歳程度でその取捨選択をし、その人らしい考え方、感じ方、行動が出来上がると言われています。

 

資質から、その人らしさをイメージできる 

他者の資質が分かり、その資質にどんなバルコニー/ベースメントがあるかを学ぶと、資質から相手の人となりを想定できるようになります。

「プロファイル」と呼びます。
具体例を出して説明します。

ある会社の4人が、このような資質を持っていたとします。
資質からプロファイルしてみましょう。


  

「未来志向」は将来をイメージして、その目標を叶えるために逆算してやるべきことを考える力です。
人生のような大きな時間軸でも、ちょっとした打ち合わせのような短い時間でも、常に「どうなったらゴール?」と先々のイメージを思い描く傾向があります。
このタイプの人と接するときは、「こういう目的があります」や「最終的にはこういうことがゴールです」と、目的や叶えたい未来像を説明することから始めると、会話がスムーズになります。

「最上志向」が高いので、物事を常により良くしていきたい!と考えていますが、弱点をつかれると人一倍テンションが下がるので注意!

支絵さんはTOP5の内、人間関係構築力の資質を3つもっています。
「共感性」は、人の感情を敏感に感じ取る事ができます。
また、「調和性」は、異なる意見を聞き入れて妥協点を導き出すことが得意です。
どちらも感情の不和や衝突が苦手。「収集心」が高いので情報を集めたり、ヒアリングが得意そうです。
相手に寄り添う対応が得意そうですが、自分の意見を強く主張することは苦手かもしれません。
 

  
次に鈴木くん。流れに身を任せて臨機応変に立ち回れる「適応性」が高いですね。 先程の大当社長と違って、未来ではなく「今」を大事考える「適応性」。 

その場対応は得意ですが、長期プランや過去の話になると少し興味が薄れる傾向に。 そのため、ビジョンや長期計画を作るような会議では、あまり積極的に参加できていないかもしれません。 「コミュニケーション」が高くトーク上手?! 「包含」と「親密性」を併せ持っているので、交友関係は広く、深く持てるかもしれませんね!


最後に長居さん。 未来から考える大当社長や、今を一番に考える鈴木くんとも異なり、物事の始まりや過去から今を考える「原点思考」を持っています。 きっと、口癖は「そもそも…」かもしれません(笑)ゴールまでの道筋を複数考えて、最適なものを選択する「戦略性」や、考えを深めていく「内省」もあるので思考力が高いようです。「公平性」「アレンジ」を持っているので、チーム全体のことを考えてその場にあった指示を出すのが得意そうですね。ただ、「内省」「原点思考」が高いので、じっくり考えてから指示を出したいタイプかもしれません。


このように、資質の特徴が分かった上で人の資質を見ていくと、その組み合わせで「こんなふうに才能を発揮しているかもしれない」と、仮説を立てることができます。

また、その仮説もバルコニーとして使っている場合とベースメントに使っている場合の両方を想定できます。そうすることで、それを踏まえた対策を考えられます。

例えば、大当社長の「活発性」。バルコニーとしては、アイデアをすぐに行動に移して形にすること。人を巻き込んで活動を促すことが挙げられます。「行動を形にすることが好き」を逆に言えば、「形にできない状態にイライラしてしまう」「モタモタするのが嫌い」と言い換えられるので、このタイプの人と組むときは、具体的に行動に移すサポートをしたり、議論だけにとどまらず実行に移して行くようにします。ただ、ベースメントとして働くと行動を急ぎすぎて失敗してしまうので、「ちょっとまって、ここに不足がありますよ」と指摘してあげるのも、時には良いサポートになります。

このように、資質から人となりを考え、適したコミュニケーションを想定して、試してみましょう!

 

 

違いを受け入れ、生かし合う方法 

お互いの違いを理解すると、これまで自分と考えが異なっていた人のことも、受け入れやすくなります。
プロファイルだけでは完璧とは言えません。大切なのは対話をして、より最適なコミュニケーションを見つけることです。

よく聞かれる質問があります。
「相性の良い資質、悪い資質の組み合わせはありますか?」

基本的にはないと思っていますが、やはり考え方が異なる資質や、共通点がある資質があるので、
それらの違いによっては、共感しやすいものとそうでないものが出てくるでしょう。

例えば、先程の4人では、このような違いがあります。

「最上志向」と「回復志向」では、“着眼点”が異なります。
より良い状態をもっと良くしていこうとする「最上志向」は、良い状態や得意なこと、強みを更に伸ばしていこうとします。

一方、壊れているもや問題、マイナス状態にあるものを正常な状態に直そうとする「回復志向」は、
物事のマイナス面や弱みを補って良い状態にしたいと考えます。

そのため、同じ人物を教育しようとした時に、「最上志向」の人は、相手の強みを伸ばそうとするでしょうが、
「回復志向」の人は弱点を克服することで結果を出させようとするかもしれません。

これは、どちらが正解ということではありません。
>むしろ、2人視点が違うので、一緒に互いの視点を補うことで、“弱点を克服しながら強みも伸ばす”ことも可能になるのです。

このように、違いをわかった上で、お互いが助け合う、協力し合うことで、1人ではできない仕事ができるようになったり、相乗効果を生むのです。

マネジメントにも役立ちます。
例えば、この2人の場合。長期プランニングが不得意な鈴木くんに対して、その作業が得意な長居さんが先輩だったとします。
長居さんが鈴木くんの資質を理解しておらず、「最近の若者は、自分で考えることをしないんだから」とぼやいてしまう…。
想像しやすいのではないでしょうか。

ですが、ストレングスファインダーを用いてお互いの資質や考え方を理解しているおかげで、
鈴木くんは自分がどのように「適応性」をバルコニーとベースメントとして使えているかを説明でき、
それを踏まえて長井さんは鈴木くんがどのように行動したら結果を出せるかを、話し合えます。

   

コミュニケーションを重ねることで、お互い信頼関係を築きながら、パートナーとして頼り合うことができるのです。

ストレングスファインダーで資質を見える化し、それを生かしてコミュニケーションを取ることで、パートナーシップやマネジメントにも有効活用できます。

まとめ 

まずは、自分でストレングスファインダーを受けて、自分のTOP5をよく理解すること。
そして、34資質のそれぞれの特徴を頭に入れて、他人の違いをポジティブに観察してみましょう。
考え方に合わせた対応策がきっと見つかるはずです。

Webテストを受けてもらえない人の資質はわかるようになるの?と、よくご質問いただきますが、
資質を詳しく学んでいくと、特徴的な行動や口癖からも、資質を想像することができます。
ぜひ、他者理解にもストレングスファインダーを有効活用してみてくださいね。

 

ストレングスファインダーを基礎から学びたい!どのように活用したら良いかを聞きたい!という方は、
ぜひ、「ストレングスファインダーで強み発見!」講座に起こしください。

https://www.allbrandingworks.jp/semi/1566/

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